2008年08月11日

地獄の甘さ「アップルクリスプ」

2008年07月27日(日)

California Pizza Restaurant で食事を楽しんだ。
( 何を食べたかは 「 ドンドン日記 」をご覧下さい。)
食後にデザートを食べなきゃ、いかんだろう。
同席していた「 試写会の女王 」と一緒にメニューを舐める様に検討する。
試写会の女王は、チョコレートケーキに視線が止まっていた。
しかしニヘドンが「 アップルクリスプ 」の写真を指差し、「 これ New って書いてあるよ。」と言った。又、こうも書かれていた。
「 2〜3名分の量がございます。」
ほ〜。
ならば、これ1個頼んで2人で分けようよ〜。
そして頼みました。
「 アップルクリスプ 」。980円也。
注文を受けてくれたウェイターさんが、
「 無料でメイプルシロップをお掛けする事が出来ますが、お掛けしてよろしいですか?」
試写会の女王とニヘドンは同時に頷いた。
そして出て来ましたよ。

アップルクリスプ 」。
ドッカーン!
うひょ〜ん!!
2〜3名分の量が有るとは思ってはいたが、まさかここまでとは!
巨大ドームの様なアイスクリームが周囲を威圧する。
カウンター席の乙女2人は、想定外の大きさに暫し茫然とする。
目の前のアイスクリームのドームの頂上から、メイプルシロップが音も無く下に向かって垂れて行く。
「 …………。」
ハッと気付いた乙女2人は、慌ててスプーンを握り、戦闘開始です。
「 うっひょ〜。」
「 甘〜い。」
「 実にアメリカンな味です!」
「 この間カナダに行った時に食べたのと同じ味だ! もうカナダと来たら、何にでもメイプルシロップを掛けるからね。信じられます?」
巨大ココット皿の中に、いい感じに加熱され、やや紫っぽく変色したリンゴの身のスライスがゴロゴロ入っている。その上に巨大アイスクリーム。
アイスクリームの足元には、チョコレート味のクリスピーが置かれている。
先程からメイプルシロップがタラタラと下に向かって流れていたが、アイスクリームもタラタラ落下を始めた。たわいも無い事を話しながら、わしわしとデザートを食べていた。
目の前のアイスクリームのドームが半分の大きさになった時、ピタッと2人のスプーンを使う手が止まった。
おしゃべりだけは続いているが、デザートが放置されている!!

「 だから、チョコレートケーキにすれば良かったんだよ。チョコレートケーキなら、こんなに甘過ぎなかったんだよ。」
試写会の女王が突き放す様に言い放つ。
うきゃ〜!
女王様の激りんに触れてしまった!!
恐ろしや〜!!

二へドンは、ご飯は残さず食べるよう、母親に厳しく躾られたので、自分で注文したものは残したくない。
でも二へドンの血管内の血糖値はMAX 振り切りそうだ。
いじっこく、下のリンゴの切り身をつっつく。
二へドンは熱を加えて、身が透明になったリンゴの実が大好きなのである。

30分以上かけて、やっと、90%位を胃に流し込んだ。
やっぱ、腹八分目が正解です。
このデザートを試してみたい方は、4人以上で分けると、とても美味しく頂けると思います。
1人で食べたら・・・・・・・ 地獄の罰ゲームだよ。 きっと。


***** 「 地獄の甘さ 「 アップルクリスプ 」 」 ・ 完 *****  


Posted by ニヘドン at 00:45Comments(0)アイスクリーム