2010年01月30日

昔ながらの珈琲店「 RAGTIME 」

2009年10月10日(土)

松江散策中の時の日記より。
10:55 白潟( しらかた )公園に到着。
11:00 公園内の「 青柳楼の大燈籠 」を見物。
    青柳楼の大燈篭の記事はこちらでお読み下さい。
    → http://nihedon.hama1.jp/e816374.html
瀧町、天神町を通って松江駅を目指す。

11:20 「 昔ながらの珈琲店 RAGTIME 」を発見。
速攻、入ります。

・ブレンドコーヒー 300円。
ほろ苦で、店名の RAGTIME のイメージにピッタリの味!!
・ 手作りチョコケーキ 110円。
この値段に感動!
カステラの様なケーキの薄切りが2枚。
しっとり冷たくて、ずっと歩いて来て少し火照った身体には妙に美味しく感じました。
生地はふんわり優しい味。
ちゃんとチョコチップの粒々も入っていて本格的なケーキです。
コップに入ったお水が、こりゃまた美味い!
多分、水道水なんだろうけれど、横浜の水より美味いぞ!
さすが「 水の都・松江 」の実力。
100年前は横浜の水も最高に良質だったらしいのですが…。

50代の夫婦が切り盛りしている店です。
主人はカウンターでPCに夢中。
1階にテーブル席が24席。
カウンターに5席。
ニヘドンは、昔ながらの珈琲店と言うと、窓は小さく、店全体が薄い茶色のトーンに沈み込んだ、隠れ家的なイメージを持っているけれども、このお店は扉もガラスで、道路に面した側が大きなガラス窓で、テーブル席のスペースもがらんどうと云う感じです。
どちらかと云うと「 昔ながらの定食屋さん 」!?
メニューは手書きの物をコピーした用紙がクリアケースに入れられています。

店内のBGMは勿論ジャズ。
店名が「 RAGTIME 」で、BGMがピンクレディとか、嵐だったら、騙されたと思っちゃうよね〜。
でも日本の歌謡曲も、ある意味、原流を辿ればラグタイムの影響を受けているのか?
でもそんな事を言ったら、全ての楽曲が、そうじゃんね。
な〜んて話をマスターとしてみたい気になったが、マスターはPCやるのに夢中だから。
おかみさんは、外のプランターに水やりに行っちゃった。
(^_^;)

10段の螺旋階段を上がった2階にも席が有るのかと思いきや、覗いてみたらお手洗いと事務室だけでした。

店内のインテリアは種々雑多で床の隅にはコーヒー豆を入れる麻袋が無造作に積み上げられています。
窓側に置かれた樽の上にまで麻袋がたたまれて重ねられています。
2階に上がる螺旋階段の下のスペースからは、巨大な置き時計がカチカチ言う音が漏れて来ます。
そうか。 この時計のカチカチが、ラグタイムの裏拍を刻んでいるんだな。( 無理やり~。)

カウンターの上の棚には、戦前の古い古いスタイルのラジオ、タイプライターが置かれ、
壁に埋め込まれた2つのスピーカーも、滅茶旧式。
白かった壁は焦げ茶色にくすんでいます。
この時、二へドン以外にお客はいませんでしたが、もし常連さん達がいたら、煙草の紫煙でモクモクして
いるんだろうなあ。

なかなか素敵な松江のコーヒータイムでした。

***** 「 昔ながらの珈琲店「 RAGTIME 」 」 ・ 完 **********  


Posted by ニヘドン at 18:10Comments(0)ケーキ