2008年09月23日
IKEA BISTRO

映画 「 20世紀少年 」のエキストラ撮影が順調に終わり、11:30には解散する事が出来た。
実は朝起きた時に、猛烈な頭痛と吐き気に襲われていたのだ。
慌てアスピリンを5粒、胃に流し込んだが、駅まで向かうバスの中でムカムカを辛うじて抑え込んでいた。
吐き気と頭痛が同時に来るって、かなりヤバくないか?
家の親戚一同( 特に女性)は皆例外無く脳溢血で亡くなっているからね。
気安めに水を大量に飲んでみる。
それで直ぐに血がさらさらになったら医者は要らないのだが…。
そんなこんなで、とてもじゃないが朝ご飯なんか食べられたものじゃなかった。
横須賀線、京葉線の中では、兎に角寝まくった。
乗り換え駅の東京駅でも、目的地の南船橋駅でも、一緒に行った佐藤君に「 着いたよ。」と起こされる始末。
撮影場所に着いたら、映画ロケ現場初体験に興奮したせいか、はたまたアスピリンの効果が現れたのか、頭痛も吐き気も、すっかりと収まっていた。
撮影が終わり、解散の許可が下りると、猛烈に空腹感が襲って来た。
ニヘドンはこの後、杉並公会堂での演奏会を聞きに行くのだ。
何かお腹に入れておきたい。
目の前に IKEA があった。
ほっほ! 中に飲食店があーるっと!!
最初2階のレストランに行こうかと思ったが、店内の余りにもの混雑振りに、歩くのもやっと。
恐れを成して1階のカフェスタンドに撤退した。
それが IKEA BISTRO。
嬉しい事に食べる物はホットドッグのみ。
これなら自称グルメだが、好き嫌いの多い佐藤君も食べられる。
佐藤君にテーブルの確保を依頼し、ニヘドンが買いに行った。
券売機でチケットを買う。
メニューを見て涙で視界が滲んだ。
安い!!
お代わり自由のドリンクが100円である。
ホットドッグのソーセージが長い「 忍者ドッグ 」とドリンクのセットが250円である。
普通サイズのホットドッグは、もっと安いが、やはりここは「 忍者ドッグ 」を体験しなければ女が廃ると言うものだ。
2人分のホットドッグセットでワンコイン。( 500円 )
くそー! 何でニヘドンの生活圏に IKEA が無いのだ!!
2階のレストランのモーニング・プレートなんて、99円でしたよ!
ニヘドンは、もう頭クラクラ。
IKEA に「 原油価格の高騰 」とかって関係無いんでしょうか!
ケチャップとマスタードのディスペンサーもドリンクバー・コーナーにあり、自分で好きな分量を掛けられる。
マスタードが異常に好きなニヘドンはニンマリしてしまう。
マスタードはタップリ4往復掛けた。
美味しかった。
安いのに美味しかった。
佐藤君も美味しさと、パンからはみ出すソーセージの長さに驚いていた。
これは嬉しいお店である。
頻繁に行かれないのが悲しいけれど…。
***** 「 IKEA BISTRO 」 ・ 完 **************
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2008年09月22日
フルーツ・トロピカル・ワッフル・マンゴー

試写会の女王と、おデイツをした。
場所は有楽町 iTOcia の地下に入っている「 シベリウス・ブラボー 」。
お店に行ったら、満席だった。
お店のウェイターによると、順番が来たら電話で知らせるから携帯の番号を教えろと言う。
店の前で待ってては駄目と言う事ね。
きっと完熟ニヘドンが店の前に立っていると、ショーケースの果物達が美味しそうに見えないからだわ。
仕方が無いので、「 試写会の女王 」と他の売り場を冷やかしたり、外のベンチでくっちゃべったりした。
なかなか呼び出しの電話が来ないので、もう1度お店に行って、確かめてしまった。
まだだったが、もうすぐだと言われ、店の中の椅子に座って暫し待つ。
ごめんね。果物さん達。
ニヘドンは熟れてない振りをして、ひっそりと息を殺して下を向いているから。
いざ呼ばれて、案内された席を見て、鼻血ブー!! になってしまいまった。
だって、だって、その場所は……。
6人以上で座れるパーティー席だったのですから!
まさか2人だけで、その席に案内されるとは、夢にも思わなかったよ。
ステンレスのテーブルがヒンヤリ気持ち良くて、思わず顔をぽってりと付けて、まったりとしてしまった。人数を集めて来なければ、このパーティー席は永久に座れないと思っていたので、降って湧いた幸福に酔いしれた。
ニヘドンは、季節物に弱いので、今の季節限定の 「 フルーツ・トロピカル・ワッフル・マンゴー 」を注文。
1,800円也。
お飲み物はホット・コーヒー。
600円也。
ご存知、シルビウス・ブラボーの厚地のワッフルに、マンゴー、キウイ、ラズベリー、ライチー、ココナッツのフレーク、生クリームが、てんこ盛りです。もう1つ、アイスクリームが乗るんですが、これはココナッツアイスクリームか、マンゴーアイスクリームのどちらかを選びます。
両方欲しいなんて我が儘は駄目ですよ。
ニヘドンはココナッツアイスクリームを選びました。
味はどうだったかって!?
そんなの、言わずもがなですよ!!
デザートを食べる生物に生まれ落ちた幸福を、しみじみと噛みしめましたわよ!
***** 「 フルーツ・トロピカル・ワッフル・マンゴー 」 ・ 完 *****
2008年09月20日
KEYUCAのモンブラン

KEYUCAでランチをした。
ベーグルサンドだった。
ヴァイオリンの発表会の本番前で、あまり胃液も順調に出ていない気がしたので、ベーグルサンドだけで済ます予定だった。
しかし……。
しかし、ニヘドンは見てしまった。
メニューに載っている「 ランチケーキセット 」の文字を!!
本日のケーキと飲み物で500円なんですよ!
これを見逃す手は無いですよね!
本日のケーキは何か訊くと4種類の名前を挙げられた。
どんなケーキか想像も出来ない物もあったので無難な所でモンブランにしてみた。
1番下はクッキー生地のベース。
その上にマフィンの様な密度の詰まったスポンジが乗る。
スポンジの中にはマロンの半身が隠されている。
スポンジの上は生クリームがタップリ。
さらに上にはマロンクリームの「 うにゃうにゃ 」がお約束で被さっている。
トップはマロンの半身が王冠の様に鎮座ましまして、モンブランの威光を放っている。
それぞれの素材の食感が違うので、色々な角度から味わえる。
マロンの表面はツルツルで、重厚な存在感。スポンジは、しっとりと小麦の甘み。
1番下のクッキー生地はサクサクと軽い歯触わり。
各パーツを個別に食べても美味しいし、混ぜて食べても美味しい。
夢中になって、モンブランの美味追求にいそしんだ。
飲み物はホットコーヒーを頼んだが、美味しかった。
お砂糖は1つ1つ紙でくるまれている角砂糖で、嬉しい事にブラウンシュガーだった。
デザートの海に溺れた。
ひどく幸福だった。
危うく、これからの本番を忘れる所だった。
自分の鼻の周りに漂う匂いに、今更の様に気が付いた。
「 ! 」
こ…このモンブラン…
め…めちゃ… めちゃ… 洋酒が入っているぢゃんかぁ!!
今までの幸福感は、ただ単にモンブランの美味しさからではなく、「 おらは酔っ払っただぁ〜♪ 」状態だったらしい。
恐るべし、未成年。
モンブランの洋酒で、へべれけになれる。
店を出る時にポスターで気が付いた。
この店、ケーキバイキングの時間がある!!
よし! いつかチャ〜レ〜ン〜ジーっ!!
Posted by ニヘドン at
21:59
│Comments(2)
2008年09月13日
Book1 Living cafe

横浜・青葉台のフィリアホールでのコンサートの開場時間まで時間を潰す為に、喫茶店を物色。
1階付近は人が溢れ、スターバックスなんて超混み。
何かもっと地元感の有る店は無いかねー?
そして見つけました。
フィリアホールの1つ下の階の本屋さん「 ブック・ファースト 」の奥に、ひっそりとありました。
「 Living cafe 」です。
窓ガラスに向かってカウンターが有り、椅子が8脚置いてあります。
4人掛けのテーブルが3卓あります。
最近、本屋さんに併設されている喫茶店は、本屋さんの未購入の書籍でも持ち込んで読めるスタイルの店が見受けられるじゃないですか。
てっきり、このカフェも、そんな店かと先入観を持っていたので、入り口の張り紙を見てのけぞりました。
「 未清算の本の持ち込みは、お断り致します。」
何だよー。本屋の隣りのロケーションの意味無いじゃんよー。
20席しかない小さな店なので、カウンターに座ります。
両隣りに他のオヤジ客がいて、あまり歓迎すべきシチュエーションではないですが、致し方ありません。
営業時間は10:00 〜 22:00。
BGMはピアノソロがクラシック音楽を奏でています。
メニューは飲み物のみで、300円均一です。
・ 本日のコーヒー マイルドブレンド
ヨーロピアンブレンド
ストロングブレンド
・ 紅茶
・ アイスコーヒー
・ アイスティー
・ オレンジジュース
・ グレープフルーツジュース
ニヘドンはストロングブレンドを注文しました。
ふと壁を見ると、
「 ワッフル 150円 」と書かれた張り紙を見つけました。
コンサート前にスイーツ!
これ、女の子の嗜みでしょー!?
すかさず頼みます。
オーダーを取りに来たのは、大学生っぽい、気の弱そうな色の白い背の高い眼鏡の男の子。
しばらくすると、コーヒーとワッフルが運ばれて来ましたが、あれ?
あ、あのー。
ワッフルが冷たいんですけど…。
ワッフルは温かいものと思い込んでいるのはニヘドンだけですかね?
100円ショップでも売られているワッフルを、ビニール袋から出して、1つだけ皿に乗せて出しましたって感じです。
「 ………。」
あのー。ニヘドン、パンの温ためをしてくれないカフェは嫌いなんですけど…。
閉店してしまった横浜駅のダイヤモンド地下街にあったマネケンの美味しさを思い出し、涙を流す。
美味しくても、店は維持出来ない。
商売って難しいよなあ…。
惨めな気持ちで、冷たいワッフルをコーヒーで流し込みます。
コーヒーも、ストロングブレンドとは思えない水っぽさです。
「 うわあ。このコーヒーの色、透き通っているよー! 」
1時間位すると、オーダーを取りに来た男の子とは別の30代位の男性スタッフがニヘドンの所にやって来て言った。
「 混み合って参りましたので、お荷物をどけてもらえませんか?」
ムカっ。テーブル配置が非効率なのは店の責任じゃん。
ニヘドンの荷物のせいにしないでよ。
冷たいワッフルを出しておいて、よく言うよ。
丁度、開場時間になったので席を立つ。
レジで450円を払った時、三十路男は無言でお金をレジにしまった。
ムカっ!!
だから!! 資本主義経済の社会で、お客様商売をしようって言うなら、「 ありがとう 」を言うのが基本の中の基本でしょ!!
アルバイトだろうと、パートだろうと、時給が低くたって、その仕事をしている以上、「 ありがとう 」を言うのが基本でしょう。
商売の基本でもあるし、人間の基本でもあるはずだ!
どういう育て方をしたら、ありがとうが言えない人間に育つんだ?
ニヘドンの息子ですら、他人には挨拶するよ。
親の顔が見たい…って久々に思った。
何か、八ツ当たりかもしれないけど、青葉台の印象まで悪くなっちゃったよ。
***** 「 Book1 Living cafe 」 ・ 完 ***************
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2008年09月09日
「豆や」のコーヒーゼリー

黄金町に来た。
黄金町に来たら、宿題を済ませなくっちゃ!
前回 「 豆や 」に来た時、横目で睨んでいたコーヒーゼリーを試してみなければ!
店に入ると、マスターが言う。
「 先にレジでご注文下さい。 」
ちょっとこれが嫌なんだよね。
分かってるよ。前にも来てるから、注文の仕方は分かっているよ。
でも荷物が多いんだから、先に席に荷物を置かせてよ。
さて、この店、お一人様で入ると、選ぶ席に困る。
と言うのも、樽をテーブルにした1人用の席が3卓あるが、ニヘドンみたいに大荷物を抱えている人には、ちと狭い。
残るは、4人用の席と、4〜5人は座れる、波形のテーブルなのだ。
大きいテーブルに他の客がいるなら、諦めて1人用の席に座るが、お客がニヘドンだけで、しかもお店側から「 こちらにどうぞ。」と言う案内が無いと、大きいテーブルを独占していいのか、最初から遠慮して1人用に座るべきなのか迷う。
迷うと、思考はフリーズ。
誰か助けてプリーズ。昔のパンツはズロース。
ニヘドンの好きな花はクリスマスローズ。
今晩のおかずはチンジャオロース。
おお、ニヘドンの「 オヤジ脳 」は今日もパワー全開だぁ!!
オヤジギャグパワーの勢いを借りたニヘドンは、中央の4人掛けの席に「 バーン ! 」と荷物を放ると、ノシノシとレジに向かった。
ニヘドンは既に決戦モードに入っていた。
よし! 今日こそ、念願の 「 豆や 」のコーヒーゼリーを頂いてしまうのだ。
売り切れを恐れていたのだが、ショーケースには20個以上のワイングラスに入ったコーヒーゼリーがお買い上げされるのを整然と並んで待っていた。
ゼリーは、3つのグループに分かれていた。
1つは、「 只今作りたて。 暫くお待ち下さい。」と表示が出ている。
ほほー。店側の自信作と言う訳かな?
在庫は切らさない売れ筋商品らしい。
後の2つはコーヒー豆の種類が違っていた。
凄いね。
コーヒーゼリーに、豆の種類が表記されている。
ニヘドン、こんなの初めて。
嬉し恥ずかしの初体験に身体を震わせながら、「 モカマタリ 」を頼む。
代金450円を払う。
自分の席で待っていると、スタッフの女性がコーヒーゼリー「 モカマタリ 」を運んで来てくれた。
ショーケースの中に入っていたのは、グラスに入ったコーヒーゼリーだけだったが、目の前に運ばれて来たゼリーの上には、大きなバニラアイスクリームが1スクープ乗せられていた。
しかも、ミニミニサイズのピッチャーが2つ同時に運ばれて来た。
1つは、生クリーム。
ふむふむ、コーヒーゼリーに生クリームは、付き物ですよね。
少し値段の高いコーヒーゼリーをスーパーで買っても、生クリームのポーションが付いて来ますよ。
で、もう1つは、メイプルシロップ!!
へえ〜…。ニヘドンは、コーヒーゼリーにメイプルシロップを掛けた事無いです。
では、早速いただきます。
まずは、コーヒーゼリーだけをスプーンで掬って、お口へ。
あれ? つ…冷たくないです。
コーヒーゼリーは冷たいもの( あの人の心よりもね ) と先入観に凝り固まっていたニヘドンは、人肌の様な温もりのあるコーヒーゼリーに戸惑いを禁じ得ませんでした。
( おばちゃーん。もしや、間違えて「暫くお待ち下さい」のゼリーをニヘドンに出しちゃったりなんかしてなくないですかぁー? )
しかし、2口目からはアイスクリームの冷たさで、温もりは消えていた。
コーヒーゼリーの弱い苦味が、顔周りをぐるぐるまとわりつく。
ああ…、この植物的な苦味は、香料を入れた大量生産のコーヒーゼリーと違うわ。
アイスクリームが甘くて冷たい。
そんなにアイスクリームは好きでないニヘドンだが、このアイスクリームは、しみじみ美味しいと思う。
アイスクリームの周囲に生クリームをグルグルと回し入れてみた。
うんうん。コーヒーゼリーと生クリームって、絶妙に合うんだよね。
決してお互いに邪魔をし合わない。
アイスクリームを食べ尽くしてしまった後、メイプルシロップを入れてみた。
メイプルシロップ自体がピュアな味なので、アイスクリームを食べた後の口には、存在感が希薄に感じられた。
今度食べる時には、最初にメイプルシロップを掛けてみようっと!
癖になる…。
ここのコーヒーゼリーは癖になる。
Posted by ニヘドン at
12:22
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2008年09月02日
「マトリョーシカ」の自家製デザート

ニヘドンが酷く入れ込んでいるロシア料理店「 マトリョーシカ 」の 「 サマーランチ 」にはデザートが含まれている。
デザートは日替わりの様だが、今日はムースです。
滑らかな舌触りに、爽やかなシトラスの香りが仄かに漂います
サイズは小さいけれども、味は本物。
プルプルのムースをスプーンで掬って口の中に入れると、口から脳幹神経に幸福感が電流の様に流れ、暫し、自分がしがない浮き世暮らしの人間である事を忘れます。
気分はリモーネ。
まさにリモーネな清らかな気分ですよ。
ドリンクも付いております。
ニヘドンはロシア紅茶しか飲みませんが…。
参考までに、他にチョイス出来るドリンクの種類をリストアップしておきます。
・ ホットロシア紅茶
・ アイスロシア紅茶
・ ホットロイヤルミルクティー
・ アイスロイヤルミルクティー
・ コラーゲン&レモネード ( ホットのみ )
・ ホットコーヒー
・ アイスコーヒー
・ エスプレッソ
・ アイスウーロン茶
最後にロシア紅茶を啜りながらメニューの研究をしていたら、
およ! 『 グレープフルーツのプルプルゼリー 』と言うのが有りましたよ。
もしかしたら、さっきニヘドンが食べたのは、『 グレープフルーツのプルプルゼリー 』だったのかしら?
リモーネだと思ったのは、グレープフルーツだったの?
色が白くてミルクっぽかったから、まさかグレープフルーツゼリーだとは思わなかったのよ。
今度マトリョーシカに行ったら確かめてみよう。
Posted by ニヘドン at
01:26
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