2022年04月24日
日本橋の「 THE E.A.S.T 」で涼やかなコーヒータイム。

江戸時代の出版プロデューサー
として、二へドンが敬愛して止ま
ない蔦屋重三郎の書肆「 耕書
堂 」跡を見学した二へドンは、
大門通りをただひたすら歩いて
行きました。何かを見学した後
は、必ずコーヒータイムを取るの
が二へドンのお約束なので、喫
茶店を探す長い旅路に出発した
のです。ガイドブックで調べたお
店も良いのですが、行き当たりば
ったりで出会ったお店の方が、よ
り「 運命 」を感じワクワクする
ので、時間に制約の無い時は、
闇雲に歩き回って探します。
15:20 に BYRON BAY
COFFEE と看板を出している
お店に辿り着きました

お店の名前は「 THE E.A.S.T
」です。 通常の純喫茶ではなく、
Startup workspace と言う事
で、他のお客はみんなテーブルでPCやってます。
二へドンの隣のテーブルで、男が1人ずーっと電話で喋っているの。
うるさくて仕方ないんだけど。

もう少し周囲に配慮した声のボリュームで話せばいいじゃないのよ!! ヽ(`Д´)ノプンプン。
大体、人前で声高に電話する男って、「 俺さぁ、能力が有るから自分で起業しちゃってるのぉ。
みんな、見て!見て!聞いて!聞いて! ほら、俺さぁ、こんな凄い商談しちゃってる訳なのよ
ぉ。 みんな、分かってくれたぁ? 」と言う深層心理が見え見えで、とても哀れに感じます。
本当に成功している人は、ちゃんと自分のオフィスを構えるから、ワークスペースなんか利用
しないし、出張しても、ホテルのデイユースとか使うから、ワークスペースは利用しないよね?
大体、企業秘密を他人の前で平気で披露する人間って何なん?
さて、閑話休題。 このカフェは、最初に席を確保してから、カウンターで注文をし、お会計を
済ませます。今回二へドンが頼んだのは写真の
レモンスライス ¥ 150.- とホットコーヒー( ロングブラック ) ¥ 350.- です。
合計金額 ¥ 500.- ( 税込 )だったので、日本橋と言う土地代を考えると非常に良心的な
価格設定です。
レモンスライスは、オーツ麦のソフトクッキーの上にレモンシュガーのコーティングが成された
素朴なスイーツです。 美味しい

あたし、これ、1人で 10枚食べられる


店内のお客の女性達は皆、静かなのに、男達!! お前達は何でそんなにうるさいんだよ!!
両脚貧乏揺すりもずっと続けているし、脳に異常が有るんだろうな。
コーヒーはちょっと粉っぽい、インドネシア系のコーヒーに似た雰囲気を持っています。
味はとっても美味しいです。
因みに BYRON BAY COFFEE は 1989年にオーストラリアで生まれたコーヒーカンパニー
です。 オーストラリア、特にメルボルンは、知る人ぞ知るコーヒー・パラダイスで、コーヒー文化
は日本より奥が深いと思います。 5年程前に行ったオーストラリアのエアーズロックですら、
ホテルのカフェでコーヒーをいろいろ楽しみました。 「 フラットホワイト 」と言う飲み方も
初めて体験しました。
今回二へドンが「 THE E.A.S.T. 」で飲んだ「 ロングブラック 」と言うのもオーストラリア独特
のコーヒーの淹れ方です。 簡単に言うと「 エスプレッソのお湯割り 」なんですが、もう1つの
「 アメリカ―ノ 」と少し違うのです。 アメリカ―ノは最初にエスプレッソを淹れ、後からお湯を
足します。 ロングブラックは、最初にお湯を淹れ、後からエスプレッソを足します。
エスプレッソを後から足す事によって、エスプレッソの風味がより強くなると言われています。
オーストラリア人達は、世界で1番コーヒーが美味しいと自負しています。 あのスターバックス
ですら、オーストラリア独自の地元のカフェと競争をしても勝つことができず、最終的には直営店
運営事業をオーストラリアから撤退することになりました。 二へドンもオーストラリアのワーキン
グホリデー経験者達から、熱いオーストラリアのコーヒー談義を聞いた事が有ります。
そんなオーストラリアのコーヒー文化が、日本に入って来るのは当然では有りますが、ちょっと
日本に浸透するスピードが遅い様な気がします。
さて、「 THE E.A.S.T. 」と言うのは、三井不動産が、かつての日本の中心地だった日本橋を
「 大人起業家 」に選ばれる場所にしようと、東京イーストサイドに仕掛けているワークスペー
スです。
江戸時代中期の蔦屋重三郎の「 耕書堂 」の跡地を探しに日本橋に行ったら、その日本橋で
かつての中心地の日本橋を取り戻そうとする「 THE E.A.S.T. 」に出逢ったと言う訳です。
誰か、日本橋に「 耕書堂 」を再現して下さいよ~。
二へドンは起業家では無いので、「 THE E.A.S.T. 」ではお仕事はせず、代わりに鯨統一郎の
「 粗忽長屋 」の文庫本を読み終えました。 店内は涼しいので、読書も進みます。
16:30 に THE E.A.S.T. を出ました。
*****「 日本橋の「 THE E.A.S.T 」で涼やかなコーヒータイム。 」 ・ 完 *****
2022年04月20日
「 くらすわ 」で誘惑に負けた「 ランチスペシャルメニュー 」。

諏訪湖畔に在る養命酒のグルー
プレストラン「 くわすわ 」でラン
チを楽しみました。ランチはメイ
ンを一品選ぶのですが、サラダ
バイキングとドリンクバイキング
が付いています。サラダバイキン
グだけでお腹がいっぱいになっ
てしまい、メインを食べ終えた時
には、既にお腹ははち切れそう。
実はテーブルに案内された時か
ら、メニューの「 ランチスペシャ
ルメニュー 」と言う写真に心を
鷲掴みにされていたのです。サ
ラダバイキングを食べ過ぎるの
は最初から分かっていたので、
デザートを食べようか、どうしよう
か迷いながら食事を進めていま
した。折角の美味しいデザート
も、パンパンに膨れたお腹の状
態で食べたのでは、美味しさ半
減になってしまいますからね。し
かし、メニューは更に甘い台詞をニヘドンに囁きます。「 通常600円が300円 」ちょっと。ちょ
っと。300円だったら、頼んでおいて損は無いですよ❗ 例えお腹いっぱいでデザートを半分残し
てしまっても、300円なら、罪悪感も半分⁉️
レストランは14時00分がラストオーダーで、15時00分に閉店です。ニヘドンほスタッフに尋ね
ました。「 14時にデザートの注文をして、14時半に持って来て貰うのは可能ですか?」スタッフ
曰く「 勿論でございます。」ふふふ。この返事でニヘドンの心は決まりました。
メニューには詳しくこう書いてありました。
「 ランチスペシャルメニュー
『 メロン ~パフェ仕立てに~ 』
通常600円が300円!!
ヨーグルトのセミフレッドやココナッツのジェラートが味わいを引き立てます。様々な魅力を
グラスに重ねた見た目の華やかさと共にお楽しみください。
※ 飾りのメロンは仕入れ状況によって色や品種が変わる場合がございます。 」
一口サイズにカットしたセミフレッド 2pcs.
一口大のボール型のココナッツジェラート 2pcs.
下は緑色のメロンゼリー。 その更に一番下はヨーグルトの構成になっています。
香料では無い、本物のメロンの香りが周囲に漂い、二へドンはメロメロになってしまいました。
メロンって、人をメロメロにさせるから、メロンと言う名前なんだろうな。
と、昭和なオヤヂの様な事を言いながら、食べ進める二へドンなのでした。
砕いたココナッツも沢山乗っています。ナッツ大好き二へドンはにんまり。
パフェのトッピングにはフリーズドライ苺の粒とピスタチオパウダーがあしらわれ、
そして主役のメロンのスライスが1枚、グラスの縁に刺してありました。
幸せ~



他のテーブルのお客さん達も、みんな頼んでいましたよ。
諏訪湖に面したガラス張りの席は気分最高です。
今日は激しい雨の日でしたが、それでも気分アゲアゲになるのですから、晴天の日は
もう諏訪湖に飛び込みたくなる位に気分が高揚するでしょうね。
ホットコーヒーは「 くらすわオリジナルブレンド 」です。
如何にも「 炭火で焙煎しましたー。」と言わんばかりの、ほろりと苦い、二へドンの好みの味。
メインの信州十四豚( ジューシーポーク )のグリル ¥ 1,950.-
ランチスペシャルメニュー メロン~パフェ仕立てに ¥ 300.-
総計 ¥ 2,250.- の美味しい大満足ランチでした。
14:47 に 「 レストランくらすわ 」を出ました。
*****「 「 くらすわ 」で誘惑に負けた「 ランチスペシャルメニュー 」。 」 ・ 完 *****
2022年04月13日
空腹に負けて PAUL で「 ソイミートキャロット 」。

16:20 塩尻駅前のカフェ
Fontana del vino を
出ました。
16:30 JR 塩尻駅の改札を入
り、1番線ホームに到着。
16:38 特急あずさ46号に乗車
席は5号車 12番 D
塩尻駅 → 新宿( 都区内 )
乗車券 ¥ 4,070.-
特急券 ¥ 2,550.-
合計 ¥ 6,620.-
19:06 新宿駅にて下車する。
19:15 激しい空腹に負け、新宿
駅の改札の中に有る「 PAUL (
ポール )」に吸い込まれてしま
いました。PAULは、1889年にフ
ランス北部のリールと言う街で創
業されたパン屋さんです。19世
紀から5代続いています。現在日
本では北海道から九州まで全部
で25のPAUL のお店が有りま
す。初めてPAULに入ったのはお四谷の駅だったかしら?
凄く美味しくて、「 何でこんなに美味しいの~~~~~


パンと一緒に飲み下したものでした。ブロガー仲間に「 この間 PAULに行ったんだー。」と
話すと、皆口々に、「 PAUL って本当に美味しいよね。」と同意してくれました。
それ位に美味しい PAUL なんですが、如何せんお値段が高級過ぎて、水吞百姓の末裔の
二へドンは、毎週通うと言う事は出来ません。 でもこの日は、値段なんて気にしていられない
程、空腹大魔王と化していたのでした。
比較的値段が安そうな、写真の「 ソイミートキャロット 」( ¥ 496.-(別)、¥ 506.-( 込 ) )
とホットコーヒー ¥ 440.- で、合計 ¥ 946.-でした。
PAUL の FACEBOOK には、この様に紹介されていました。
「 『 畑のお肉 』と言われる大豆を主原料とした2種類の大豆ミートを、それぞれ味わいの
異なるサンドに仕上げました。 」
ここで2種類と言っているのは、「 ノルディック( ソイミートキャロット )」と「 ノルディック
( ソイミート・フィレ )」の2つの商品の事を指しています。 価格はどちらも ¥ 496.-(別)です。
カボチャの種や胡麻などが入った黒パンが、とても美味しいです。
このパンの事がノルディックと言う雑穀パンなのです。
雑穀米同様、素朴なんだけど、香ばしさ満点で、雑穀の生きる力を分けてもらえそうで、
絶対に身体に優しいに決まっている!!
ソイミートは香辛料の効いたソイハンバーグで、蜂蜜入りのキャロットラぺと共に
パンに挟まれています。
ソイミートキャロットを食べ終わって人心地がついた後、店内の様子をぐるりと見回すと、
壁に掛けられた大きなポスターに目が留まりました。
「 MANGEZ DU PAIN
VOUS VIVREZ BIEN 」
フランス語は苦手なので、GOOGLE翻訳的に直訳すると、(笑)
「 パンを食べる 君は生きます 」。つまり「 パンを食べる事は生きる事 」みたいな
ニュアンスですかね。 正にこの時の二へドンの状況をズバリ言い当てたかの様な
文言に驚いてしまいました。そうなのよ。 空腹時に美味しいパンを食べて生き返った気持ちに
なれる幸せな瞬間を、このポスターは言い当てているのでした。
本当はもっとこのお店の中で、ゆったりと美味しいパンを食べた幸せの余韻に浸っていたかった
けれど、19:42 にPAUL を後にしました。
*****「 空腹に負けて PAUL で「 ソイミートキャロット 」。 」 ・ 完 *****
2022年04月06日
塩尻駅の「 フォンターナ・デル・ヴィーノ 」でケーキのおやつ。

奈良井宿で楽しい1泊2日を過ご
した二へドンは、奈良井宿から
塩尻市地域振興バス「 すてっぷ
くん 」に乗って塩尻駅までやっ
て来ました。塩尻駅前では3軒の
お店が営業していました。
1番お洒落そうな「 cafe &
wine bar Fontana del Vino
」 ( フォンターナ・デル・ヴィーノ
) に入ってみました。
ホットティー ¥ 450.-と「 クルミ
と林檎のチーズケーキ 」 ¥
450.- を注文しました。店内の
お客は二へドンたった1人でし
た。クルミも林檎も信州ならでは
の食材ですから、ケーキが運ば
れて来るまでワクワク感でいっぱ
いでした。しかし、チーズケーキ
が想像以上に小さくてビックリし
ました。 まあ、アメリカ産のクル
ミが 1kg ¥ 1,200.-前後するご
時世ですから、刻んだクルミがケーキの上にたっぷり乗っているので、良しとしましょうか。
因みにケーキのサイズは 7cm × 2cm × 3.5cm でした。
クルミはお皿の上にも置かれていて、クルミの他に、生ミントの葉が1枚、乗せられていました。
ああ、でも味はOKです。 チーズの滑らかさと、林檎のフルーティーな香りと、クルミの
ナッティーな風味の3本立ての味わいを楽しむ事が出来ました。
ケーキの上には、粉砂糖が振り掛けられています。
チーズケーキの中には、林檎のシロップ煮のみじん切りも入っていて、味は大満足でした。
でも、田舎って、もっとケーキのサイズが大きいのが普通じゃない!?
紅茶はポットサービスなので、ゆっくり読書しながら過ごすのには最適でした。
このお店は「 cafe & wine bar 」なので、どちらかと言うと、ワインを飲ませるお店です。
今度行く機会が有ったら、ワインを飲んでみようと思います。
15:00 にお店に入って、16:20にお店を出ました。
ケーキと紅茶で、1時間20分ゆっくりと過ごしました。
*****「 塩尻駅の「 フォンターナ・デル・ヴィーノ 」でケーキのおやつ。 」 ・ 完 *****