ドンドン村のお菓子な部屋

2009年05月03日(日)

ラ・フォル・ジュルネ 熱狂の日 音楽祭の最終日は涙雨なんでしょうか？ 午後から本格的に雨が降り始めました。
こうなってしまったら、NEO 屋台村が好きだと言っても屋根の有るお店に避難です。

国際フォーラム Aホールに近い２階にある 「 レバンテ 」に入ってみます。
決め手は、2階に上がる階段の下に フルーツケーキの写真が出ていた事です。
この写真が美味しそうだったんだな、これが。

階段を上がります。
いきなりテラス席に出ました。
ウェイティング・リストが出ていたので名前を書きました。
テラス席は喫煙席で30席位ある、結構広いスペースです。
テラス席のお客は まばらなのに、スタッフが全然案内に来てくれません。
しばらく所在無げに立ちつくしていましたが、業を煮やして奥の店内に突入します。
中は禁煙席で70席位の規模です。
男性スタッフが、「 何だ、客かよ。 」とでも言いたげな面倒臭そうな物腰で席に案内してくれました。
男性スタッフは中高年者が多く、案内等は気が利きません。
ラ・フォル・ジュルネの開催期間はお客が多くて疲れきっちゃっているのかもしれませんが…。

フルーツケーキ 400円とホット・コーヒー 500円 を注文しました。
フルーツケーキはレーズンがいっぱい入っています。
ナッツ、緑色のアンゼリカ、チェリーの砂糖漬け、オレンジの砂糖漬けがギッシリ。
ブランデーもたっぷり入っていて濃厚な味わいです。
でも最近は、パティシエの熟練の技を駆使した最高級のスイーツを出すお店が多いので、全国レベルから言ったら、まあ、普通の味。
フルーツケーキにはホイップクリームとミントの葉で飾りが施されています。
ホット・コーヒーは、普通に美味しかったのですが、量が少なくていけません。
(-o-;)
濃厚な味のケーキの時は、コーヒーもアメリカン・サイズでなければ！

このお店の売りは、ガラス張りの壁の向こうに並木の新緑が美しく見える事です。

雨が降っているせいでしょうか。
柔らかな黄緑色が生き生きとしていて、何時間でも見ていたい気分になります。
自分が杜の都・仙台に来たかの様な錯覚すら覚えます。

この店のもう１つの売りは、店内にお手洗いが１つ有る事です。
ラ・フォル・ジュルネ開催期間中の女子トイレの長蛇の列は頭痛いですからね。
トイレに並ぶ時間を節約したいなら、トイレ付きの飲食店ですね！

  

2009年05月10日(日)

前から1度、入ってみたいなあ…と思っていたお店。
それがこの cafe LA BOHEME ( カフェ ラ・ボエーム )です。

お店の名前が素敵じゃないですか！！
プッチーニのオペラと同じ名前ですよ！!
あのお店でお茶をすれば、きっと素敵な恋が!?
う〜う〜う〜 。
妄想モード全開でお店に入ります。
時刻は17:00 過ぎ。
地下1階にお店は有ります。
歩道に面した角にケーキの写真が数点出ていました。

地下に下りる階段は結構長かったです。
小さな雑居ビルの狭くて急な階段とは違います。

地下の入り口を潜り抜けると、男性スタッフが案内をしてくれました。
cafe イコール 喫茶店だと思い込んでいたニヘドンは、店内のゴージャスな雰囲気と、その広さにビックリしてしまいました！!
ここって、高級パブ！?
コーヒー・チェーン店と同類だと思っていたニヘドンは、心の中で詫びながら案内された席に座りました。

お店の中にはお針子さんも、画家も、オペラ「 ラ・ボエーム　」に出て来る貧乏な人々とは無縁なリッチなムードです。

メニューを持って来てくれました。
アルコールやピザやパスタのメニューが有ります。
3回位、メニューの表も裏も舐める様に見ました。
「 あれ〜? ケーキメニューが無いぢゃ〜ん ？ 」
実はニヘドン、地上に出されていたケーキの写真を見た時に、
「 ニューヨークチーズケーキにしよう。」と云う心積もりをしておいたのです。
近くを通った若い男性スタッフに声を掛けました。
「 あの、ニューヨークチーズケーキって有ります？ 」
黒縁眼鏡を掛けた痩せたスタッフでしたが、
「 あ、有りますよ。
しかも！！ 」
と言って、デザートセットのメニューを持って来てくれました。
このお店は、チーズケーキ単品で600円。
ホットコーヒー単品で450円です。
それがですね。
ランチタイムとディナータイムに挟まれた時間帯だけ、デザートセットが楽しめるのです。
ええ〜!? 有り得な〜い！?
デザートセットの値段は、500円です。
え!? ニヘドンの入力ミスなんかではありませんよ。
500円なんです。
ケーキとドリンクのセットが500円なんです。

目、パチクリです。
しかもホットコーヒーはお替わりが出来るとメニューに書かれています。
マジですか？
ファミレスでケーキとドリンク頼んでも、500円では収まりませんよ！?
勿論、テーブルチャージもお通しも、チップの強要も何も有りません。
テーブルでお会計をするシステムですが、たった500円の代金を支払うのが気恥ずかしかったです。
本当に500円ポッキリでした。
壁には、「 550円ランチは終了しました。
今後は通常のランチ価格になります。 」と云う張り紙がしてありました。
うひょ！ どこまでも価格破壊なお店です。
店内のインテリアは高級サロンですが、メニューの価格は、貧乏画家でも利用出来そうな良心価格です。

ケーキも大きくて美味しくて最高でした。
土台にココナッツの「 しゃみしゃみ 」感が有り、ラズベリーソースが効いていて本当に美味しかった。
コーヒーのお替わりをお願いし、1時間半お店にいました。
18:00を過ぎると続々とディナーのお客さんが入って来ました。
9割方が女性です。
ニヘドン、このお店を大いに気に入りました。
これからどんどん利用します。
価格破壊も嬉しいですが、もっと嬉しいのはスタッフが皆さんフレンドリーな事です。
これ、接客業には大切な要素ですよ。
お店の前の道路の向こう側は中華街入り口なんですが、安くお茶をする穴場ですよ。
この ラ・ボエームは！！



この写真が、中華街側から見たcafe　LA　BOHEME　の１階入り口部分です。