2020年04月10日
「 空飛ぶだんご 」は時が経つのを忘れます。

午前09:30に厳美渓に
着きました。
ここは岩手県一関市に
有る名所です。
渓谷美も、秋の紅葉も
素晴らしいのですが、
今、観光客が厳美渓で
見たいと思っているのは
「 空飛ぶだんご 」
なんですね。
「 かっこう屋 」と言う
茶店が、磐井川の対岸の
観光客にもお団子を販売出来る様に、考案したのが始まりです。
茶店と、対岸の東屋とをロープで結び、竹籠が付いています。
お団子を注文したい人は木槌で木の板を打ち鳴らして茶店に知らせます。
籠の中に缶が入っているので、そこに料金を入れると、スルスルスルっと
籠が茶店に手繰り寄せられて行きます。
その籠が戻って来ると、籠の中にはお団子の箱とお茶が入れられていると言う仕組み。
これが面白いのよ。
自分が注文しなくても、他人が注文して、団子が空を飛んで来る様子は
何度見ても飽きません。 籠が川の上を飛んで来る瞬間には
見ている人々の間から大歓声が上がります。
二へドンが行った時は、台湾からの観光客が買っていて、
茶店には台湾の国旗が掲げられ、台湾の国歌も大音量で流されると言う
大サービス振り。
因みに日本人が注文しても、日の丸は上がりませんし、君が代も流れません。
ちょっと寂しい。
この「 かっこう屋 」、創業は1878年( 明治11年 )。
初代店主が郭公の鳴き真似が上手だった事から「 かっこう屋 」。
お団子は、美味しいとか、そうでもないとか言っている場合ではありません。
岩手県は餅文化圏。
餅を食わねば人に非ず。
岩手県が今の所、新型コロナウイルスの感染者が出ていないのは、
きっと餅パワーのお陰に相違ありません!!
岩手県では黙って大人しく、餅や団子を食いましょう。
残念ながら、1本ずつのバラ売りはしていません。
あんこ、胡麻、みたらしの3本セットで箱に入っての販売です。
1箱 ¥400.-。
1本の串にお団子の玉は5個刺してあります。
これは、この地域が昔は「 五串 ( いつくし )」と言う名の村だったからだとか。
観光客の数が余りにも多いと、籠が取り合いになり、
なかなか自分の順番が回って来ません。
団体ツアーで時間が無く、
( ツアーだと厳美渓の滞在時間が30分とか40分とか短いからね。)
でも、どうしても郭公だんごを買いたい人は、川の向こう側に歩いて行って、
( ちゃんと橋が有るからね。) お店で買えば、普通にレジ袋に入れて
売ってくれます。
二へドンも買う時は必ずお店で買います。(笑)
なので、いつか、本当に「 空を飛んで来た 」郭公だんごを食べてみたいと思っています。
この郭公だんごは、TV「 水曜でどうでしょう 」等、数々のTV番組で
取り上げられている、本当に有名なお団子です。
いつか機会が有ったら、是非!!
*****「 「 空飛ぶだんご 」は時が経つのを忘れます。」 ・ 完 *****
セブンイレブンの「 桜もち 」 2024年版。
やっと会えたね。 ローソンの「 桔梗信玄餅どらもっち 」。
花見をしたら、「 高遠まん頭 」。
「 京町屋茶房 宗禅 」の「 お菓子セット 」。
くず餅マニアの心を震わせた「 吉野本葛くず餅 」。
えっと、どこの旅館の部屋菓子だっけ? 「 高原はなまめ甘納豆 」。
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Posted by ニヘドン at 13:03│Comments(0)
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