ドンドン村のお菓子な部屋

2019年05月08日（水）
善光寺には、二へドンが以前から入ってみ
たいレストランが有ります。THE FUJIYA
GOHONJIN です。アルファベットよりも漢
字の方が意味が良く分かりますね。
「　藤屋御本陣　」です。　御本陣とは大名
が参勤交代の際に宿泊した旅館を指す言
葉です。つまり、この店は江戸時代の創業
だと云う事が分かります。　いつも仕事で長
野駅を利用する時に此処でランチを食べた
いと思うのですが、仕事優先なので、ラン
チタイムに間に合わないのです。今日も時
間の関係でラウンジの利用となりました。
　　ラウンジでは気軽にカフェデザートだけ
頼む事が出来ます。二へドンが頼んだの
は1枚目の写真の「　いちごのパルフェ　」。
木苺アイス、バニラムースがベースになっ
ていて、半分に切った小振りな苺が8つ入
っています。　クッキー1枚も入っており、
ホワイトチョコのスライスがあしらわれてい
ます。　パフェグラスの底にはチューブ状の
苺味のメレンゲが入っていて、シャリシャリ
した食感が美味しく感じました。

今回はスイーツとドリンクのセットにしたの
で、￥ 1,300.- （　税込￥ 1,430.- ）でし
た。東京の物価の感覚からすると、かなり
リーズナブルだと思いました。2枚目の写
真は「　ウィステリア・オリジナルティー　」。
藤屋の藤を英語で言うとウィステリアなの
で紅茶の名前もウィステリアです。ガラスの
ティーポットとガラスのティーカップで供され
ます。紅茶の色を楽しむにはガラスの茶器
は良いですね。紅茶の色は薄目で、ブラッ
クと言うよりはオレンジっぽい色味です。
花の香りが強く感じられました。
　　紙おしぼりの厚味にどぎまぎしてしまい
ました。　客単価 1,430円で、こんな大判
の紙おしぼり出しちゃって大丈夫なの？
紙おしぼり1つで￥　200.-位しそうです。
（　経営者目線の二へドン。　（笑）　）
店内のBGMはジャズです。
　　このお店、古くは加賀百万石の前田家
藩主が常宿とし、近代に入ってからも、
有栖川宮、伊藤博文、福沢諭吉、渋沢栄
一、高村光雲など各界の著名人が多数
訪れています。　大正14年（　1925年　）
国宝・善光寺の仁王門の再生建築に指名

された越前宮大工の師田庄左衛門の手に
依って和魂洋才の館に生まれ変わりまし
た。　3枚目の写真はラウンジから眺める
中庭です。小さな苔むした庭が素敵なんで
す。何と言っても青紅葉が素晴らしい
紅茶をゆっくり飲みながら、天井の木目を
見たり、欄間を見たりして楽しみます。
これは正に古民家カフェと言っても良い落
ち着いた佇まいです。　二へドンがラウン
ジに入ったのは16:10　でした。この時間
二へドンの他には4組のお客が来ていまし
た。女子達のお喋りがうるさいのが玉に瑕
。　喋るのが目的だったら、安いファミレス
でも行きなよ。　自分がお客として店の雰
囲気を作るって言う考えは微塵も無いんだ
ろうね。
　　16:45に各テーブルの上にオイルラン
プを置いて火を点け始めました。　あれ？
いつの間にか、庭に松明の火が燃えてい
ます！　庭に雀が1羽、遊びに来ました。
緑色の苔の上をチョンチョン跳び回ってい
ます。　17:40 二へドンの嫌いなクライア
ントのS社から名簿チェックの電話が掛かっ
て来ました。　仕方が無い。　電話をするな
ら外に出ないとね。　17:50 藤屋御本陣を
出ました。　長野駅まで30分程掛けて歩きました。　涼しい風が爽やかに感じて気持ち良かった
のは、きっと御本陣で素敵なティータイムを持てて、気分がリフレッシュされた所為だと思いま
す。　

※　現在コロナの影響で、ラウンジの利用は制限が有る様です。ご注意下さい。
　　ホームページに「　05月17日（月）よりカフェタイム、ディナータイム共に
　　　お食事後のお席移動でのご利用のみとさせて頂きます。
　　　カフェデザートのご用意はございません。　」　の記載が有ります。
ご利用前には電話で確認を取って下さいね。

【　SHOP　DATA　】
店名　：　THE FUJIYA GOHONJIN
住所　：　〒　380 - 0841 長野県長野市大門町　80
電話　：　レストラン　026 - 232 - 1241
定休日　：　無し（　ホームページの営業日カレンダーにて確認の事　）

＊＊＊＊＊「　THE FUJIYA GOHONJIN のラウンジでティータイム。　」　・　完　＊＊＊＊＊